https://twitter.com/yakyucolumn
強化試合ということでオーストラリアと対戦した日本。
この時期の代表の目標は、オリンピックということになるようだ。
そうであれば、その時期には、この2戦の代表の顔ぶれとはかなり変わることになる。
したがい、この時期の試合は、さほど意味をもたない。
しかも、シーズンが始まっていない調整段階。
戦力を拡充したり、日本のレベルを上げるに影響はしない。
やる目的は、代表の試合は注目してもらえるからということだ。
どんなスポーツも日本代表と銘打てば、世間が注目してくれる。
特に、野球やサッカーのようなメジャースポーツは、
その試合がどんな意味があるかに関わらず、大きく取り上げる。
有名な選手たちが一堂に会してくれるだけで見たくなることを主催者が知っているから
今からチーム作りをしますという理屈をつけてイベントを開催したいのだ。
そして、まだ自チームでも主力となりえていない多くの若手のホープを選出しているのは
本番の時期には各チームでも主力を張っているであろうという思惑で、
今の時期から代表に呼んでおけば、経験が積めるからということだろう。
したがい、日本代表というより日本選抜と言った方が意味は近い。
現時点での最強チームを編成したわけではない。
この思惑が外れ、そのホープたちが実力を伸ばせなかったとしても
その時の実力者を集めれば、チーム自体は作れる。
野球とは、そういう特性を持っており、急造チームでもなんとかなるものだ。
https://twitter.com/yakyucolumn