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根尾の身体能力 相撲の古いしきたりこそが楽しい 今週の出来事

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春夏連覇へ向けてもう戦いが始まる大阪桐蔭

センバツは優勝候補の大本命・大阪桐蔭が予想通りの優勝となった。

大本命と言われて、そのまま優勝するのは本当に力のあるチームの証明だ。

それでも全ての試合を圧倒したわけではなく三重には延長戦、智辯和歌山にも

終盤までリードを奪えなかった。

 

投打守に光る才能を見せた根尾。中学時代からスーパー中学生として、その進路が注目されていた。

とにかく、野球に精進しようと大阪桐蔭を選んだのだろう。そこには同世代のトップレベルが集まるから。

 

根尾の特徴は、身体能力の高さだ。だから投げれば球は速いし、打ったらスイングが速いし、

守ったら機敏で肩が強い。

 

そして、何より目を引いたのが、この身体能力に裏打ちされたプレーの余裕っぷりだ。

プレーのすべてで冷静さを感じさせる。

特に高校生としては難しいと思われる打球の処理も身体能力を生かして

安全な方でなく、チャレンジのプレーを選択する。

チャレンジプレーはギリギリのタイミングになるわけだが、

それでも全く焦らず、普通にプレーすれば、アウトにできるという時間感覚をもっていた。

センスとも言え、ワンプレーへの対応がイメージでき、支配していた。

このハイセンスは、1人の動きとして注目していても試合の勝敗関係なしに楽しめる。

彼のプレーはおもしろい。

 

 

女性は土俵から降りて

目にした限りは、テレビマスコミガヤ番組の報道の仕方は女性差別、人命尊重で統一されているように見えた。

どちらも今は尊ぶ考え方だから、この方向の立場をとっておけば落ち着く。

事が起きると、待ってましたとばかり寄ってたかり

時代遅れとして、瞬間的に沸騰する。

 

相撲の古いしきたりこそを楽しんできた。

事が起きると時代遅れで一蹴される。それを喜んできたのに。それが好きで支持されてきたのに。

現代では見ることができない時代遅れの産物を楽しんで、大切にしてきたのに。

 

今回の件も、人が倒れているのに土俵から降りろと、そこにだけ注目しているからこうなる。

人が倒れて、救助しているのにやめろと言っているということだけとってみれば、

そりゃおかしいだろって話になる。

しかも、相撲が問題過多と話題にされているご時世で。

 

この時代遅れの対応に人命救助という錦の御旗をもってされたらどんな言も抵抗しにくい。

ただ、そこだけに注目せず、女性がどういう立場の人であったか、

医療行為者でなく、観客の中から勇んで飛び込んできた人に見えたかもしれない。

そして目の前の出来事を総合して一瞬の判断が誰しも的確にとはなりえない。

一瞬に起きた出来事を、振り返って局所だけ捉えて言うことは簡単だ。

興行の体制自体に不備があったかもしれないが、

女性差別、人命軽視、時代遅れで強権立場の物言いは大衆迎合にしか聞こえない。

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