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左が並ぶ強力打線の浦和学院が甲子園へ 2年連続埼玉に優勝旗をもってくる

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今年は100回記念大会ということで、大きな都市では代表2チームという枠が設けられている。

参加チームが多い、埼玉、千葉、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡に2チームということは

今まで甲子園に縁のなかったチーム、特に公立校にチャンスの年だ。

 

埼玉はもともと、県立高校に強いチームが多いが、

南埼玉大会決勝は浦和学院-県立川口というカードとなった。

川口はノーシードながら勝ち上がったが、組み合わせに恵まれた部分がある。

 

初回、2点を先制した浦学に対して、その裏、先頭がフォアボールで出塁後、エラーとタイムリーで

すぐに追いついた。

決勝戦で王者・浦学に好試合を期待させる立ち上がりだった。

 

川口の先発ピッチャーは球威がなく、コントロールで打たせるタイプだ。

右の横から腕が出てくる。球威がないので左バッターを抑えるのは大変だ。

そこに浦学の打線は1番から8番まで左バッターが並ぶ。

9番のピッチャー以外は皆、左。

これは苦しい。

あっという間に2回で5点差をつけられてしまった。

 

浦学の選手は体格よく、皆、スイングが鋭い。

これは相当強いチームだ。

甲子園へ行っても優勝を狙える。

昨年、花咲徳栄が全国制覇し、初めて埼玉に優勝旗がもたらされた。

2年連続が十分ある。

 

2回の3番蛭間のホームランはものすごい当たりだ。

打った瞬間にそれとわかる、ライナーで中段に突き刺した。

上背はないが、ガッチリと身の詰まった体格で、筒香を小さくしたようなフォームだ。

脚もチームで一番速いそうだ。

これはドラフト指名されるだろう。

 

また、先発した背番号11の渡邊は長身から投げ下ろす姿は大谷に似ている。

明らかにフォームを真似ており、コントロールがあまり良くないのも似ている。

顔も何となく似ている。

大量点をもらってからはコントロールに気をつけてストライクを取りに行くピッチングになった。

この選手も将来性を買ってドラフト候補だろう。

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