プロ野球のベストナインを選ぶとき、元プロの古い人に選ばせれば自分がやっていた時代、
あるいは自分が観て育った時代の選手を選びがちだ。
逆に、最近の元プロあるいは、現役選手だと先輩の偉人を選ばないということはしにくいので、
選ばないとしたら実際に見てないので選べないと前置きの上、最近の好選手を選ぶことになる。
昨年のベストナインは西武から多く選出された。
キャッチャー森 ファースト山川 サード中村 ショート源田 外野秋山
一昨年もピッチャー菊池 キャッチャー森 ファースト山川 セカンド浅村
ショート源田 外野秋山
これに、西武黄金時代の92年がピッチャー石井 キャッチャー伊東勤 ファースト清原
セカンド辻 サード石毛 ショート田辺 外野秋山 DHデストラーデ
じゃあどちらの時代が強いのか。92年当時にレギュラーで現監督というどちらも
実感しているはずの辻はうーん・・とうなってしまう。
今の方が全体のレベルは上だ。
特にピッチャーは全然違うし、1試合でいっぱいピッチャーが出てきて、変化球も
多くなった現代野球に昔の選手がポッと入れられても面食らうだけだろう。
だから時代が違う選手を比べるのは無理であり、比べるには今考えられる最高の
レベルまで上げられる素質の持ち主なのかというところになってきそうだ。
王が言った
「レベルは今が上。でも、同じ条件なら負けないよ」
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