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球数制限問題Ⅴ

春の甲子園で球数が話題になったことはない。

これは、注目度が夏とは段違いということと、試合数が少なくなることと、

暑くないので、つらそうに映らないということがあげられる。

 

やっている方は何のためにやっているか。

まずは野球というスポーツを知り、その面白さを知ったから。

 

何が面白いか。

 

勝つ喜び、練習した成果が出る喜び、仲間と勝つ喜び、負けて共に悔しがるつながりを知るから。

やっている時点で教育は完了していることになる。

 

そして続ける理由はひとつ、勝つためだ。勝つためにやっている。

その先に仲間との紐帯、敗れたものに対するリスペクト、応援してくれる人への感謝ということになる。

だから勝つための活動を進めていいのだ。

 

その場に青春を燃やす高校生にとっては、人生そのものだ。

そして野球から学んだことを人生に生かすことも、高校野球の存在意義。

敗けたり、レギュラーになれなくても、それだけが人生じゃないでしょということ。

それを糧に別の道で花開かせる、あるいは情熱を傾ける人間になれれば、成功だ。

それこそ教育。

 

大前提は勝つためにやっている。

10代の時に勝ったという事実の追及にやっている。

人生とは将来を安穏とするために生きているわけではない。

燃焼しようと生きている。

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