毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

日本シリーズ大阪から福岡へ移動 西だけで開催 39年前は東京決戦

今年の日本シリーズは巨人主催ゲームが大阪ドームで行われている。

プロ野球開幕からシース゛ン、日本シリーズに至るまで日程がままならず、

この時期に東京ドームを確保できなかったかららしい。

今は、東京ドームで都市対抗が行われている。

 

日本シリーズは土曜日に始まり、2戦をやったところで移動日、そこから火、水、木と3連戦で金曜移動日、土日で6,7戦となる。

過去に1度、1986年の西武と広島の日本シリーズで8戦まで行ったことがあった。

広島市民球場での初戦、東尾が広島打線を0封して2点をリードした最終回、完封目前の東尾が

小早川、山本に連続ホームランを許し、同点。結局引き分けとなった。

日本シリーズは4つ先にとった方が制することになるので、4つ西武がとるのに8戦を要した。

落合が監督の時、ロッテとの日本シリーズ、両チーム首脳とNPBとのルールや運営についての事前ミーティングで

7戦全て引き分けだったらどうするのか、という質問をしたことがあった。

落合らしい、発想だ。ただ、ここまでいくと難癖だ。

 

1981年の日本シリーズは共に後楽園を本拠地とする巨人と日本ハムとなったので

全て後楽園を舞台とした。

初戦と2戦目が日ハム主催、3戦~5戦を巨人、6,7戦が日ハムだ。

そのため、主催となる時はホーム用の白を基調としたユニフォームを身に着け、ベンチは1塁側となった。

3戦目から入れ替わり、6戦目からまた入れ替わる方式だった。

 

このホームとビジターの取り扱いが最近は決まりがなくなったようだ。

シース゛ンではホームチームが3塁側に入ることもあるし、ホームゲームでも濃い色のユニフォームを纏うことがある。

以前は、ホームチームが1塁側、ビジターは3塁側。

ホームチームは白を基調としたユニフォームで、ビジターが濃い色と決まっていた。

この決まりがなくなったことで西武とオリックスが同じ色調のユニフォームで戦っている時があり、

デッドボールに両軍が入り乱れると、どっちの選手かわからないということがあった。

 

ただ、その日の試合の表し方は変わっていない。

この日本シリーズで言うと、初戦、2戦目は巨人主催なので巨人‐ソフトバンク、

つまり巨人対ソフトバンクとなる。

3~5戦はソフトバンク対巨人となり6,7戦は巨人対ソフトバンクとなる。

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP