この秋、東京の高校野球では帝京がコールド負けした。
40年ほど前から頭角を顕した東京の名門であり、とんねるずの母校として、帝京魂などと
吹聴したことにより、さらに有名になった。
サッカーの方は、野球以上に全国制覇回数が多く、その回数がユニフォームの胸の星で
表示されている。
かつての帝京野球部の強さを目の当たりにしてきたものにとって、あの帝京がコールド負けとは・・
と思ってしまうものだ。
そして、一時は東東京1強を形成するほどの栄華を誇った帝京が、最近は都立高校に
負けることもあるほどだ。
最近の東京都立の中には、名門私立を食うことが少なくないが、殊、帝京に関しては
都立に負けなかったものだ。だが、最近はこれも当てはまらない。
しかも今回のコールド負けはその都立相手なのだ。
相手の小山台高校は2018年、19年と連続して夏の東東京大会決勝に進んだチームであり、
数年前には東京都立高校として初めてセンバツに出場したほどの強豪チームではある。
先ごろの夏の独自大会では、帝京が東東京を9年ぶりに制している。
復活か、と思っているところに都立にコールド負けなど、東京中の高校球界隈がざわついた。
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