ネクストバッターズサークルというからには、次打者がそこで待つために用意されている。
しかし、プロの選手がここで待っているということはない。
サークル外で素振りをしたり、ピッチャーのタイミングを計ったり、戦況を見つめていたりしている。
サークルの中はモノ置き場と化した。
スプレー、おもり、マスコットバットなどが置かれている。
市民球場では白線で丸く作るものだが、プロが使うために作られた球場では、最初からデザインされ作られている。
プロの選手はネクストバッターズサークルとして使わないのに必ず作られている。
まったく用をなしていないことになる。物置きとしての用だ。
高校野球は次打者がサークル内でしゃがんで待つというのがルールだ。
物置き場とすることは許されない。
ロジンくらいは置いているかも。
プロの場合、キャッチャーフライが上がるとサークル内のスプレーを踏んでプシューと
まき散らされるプレーがある。
こういう時は守備妨害だろう。
そもそも、そこに置いておいていい理由がわからない。
サークルがあるから、そこに物を置こうという心理になる。
ネクストバッターがいることがないのだから、サークルなど必要ないわけで、
サークルがなければ物も置かれないだろう。
さすればプレーを妨害することもない。
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