今日は3人の完封ピッチャーが誕生した。
第2試合の専大松戸、第3試合の沖縄尚学、第4試合の盛岡大付属と3連続完封は珍しい。
過去に例があるのか。
この夏は1年生によるサヨナラホームランと3日連続雨での順延という、史上初の出来事が起きている。
一日3完封はどうなのか。
とりわけ沖縄尚学の當山は打者27人の完封劇だった。
沖縄予選から失点していないそうで、それにも驚かされる。
武器は豊富な球種を自由に操るコントロールだ。
上背がなくコントロールで打者を手玉に取る姿は同じ沖縄の宮城そっくりだ。
おそらく宮城を真似ているはず。
追い込んでからの右打者への外のチェンジアップは手が出てしまう。
左打者は背中から来るようなスライダーを浅いカウントからは打ちに来ない。
そこでカウントを取り、次にインコース真っ直ぐ投げれば、ほぼ詰まる。
左打者にはこの配球でまず、打たれない。
これを支えるのもファーストストライクを取れるコントロールがあるからだ。
どこまで無失点が続くのか。
この先、強打のチームとの対戦がすごく楽しみになった。
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