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菅生と大阪桐蔭はコールド 過去のコールドによる無念試合

あの状態ならコールド判断はやむなし。

8回の菅生の攻撃までできたし、点差は3点あるし。

仕方がないだろう、という見方をさせて納得させる。

 

主催者としては、最初からルールとして7回で試合成立、降雨コールドがある、と言っているのだから

仕方ないよね、という言い方ができる。

一方でこうなるならその前に判断しろ、もっと早い段階でコールド再試合にしてやれ、という見方ができる。

しかし日程消化したい主催者としてはできる状態ならとりあえずやりたい、という思惑がある。

 

この場では以前記したが、最も納得いかない降雨コールドが2016年の沖縄大会。

浦添商‐小禄、7回終了時点でビハインドの浦添商業が8回表に逆転をした。

ところが8回裏の小禄高校の攻撃時、雨が強くなり試合続行不可能、コールドゲームとなった。

すると、8回の表裏が終了していないためゲームは7回終了時点のスコアが採用されることになり、

小禄高校の勝利となったのだ。

逆転しながら負けと言われたら、そりゃ納得いかない。

浦添商ナインは試合終了しても、試合再開を信じキャッチボールや円陣をつづけ、客席も応援をつづけたそうだ。

しかし、ルールはルール。

現実は変えられない。変えるとするなら、これを受けてルールの見直しを図るとか、この先の運営でしかない。

 

豪雨となっても試合成立してしまっていたら、なかなかコールドの判断はしにくい。

水たまりの中、試合続行し逆転したにもかかわらず、続行不可で敗退したこのようなケースは気の毒であり、

モヤモヤが残る。

今回の大阪桐蔭と菅生も田んぼの中でプレーしていたが、さすがに無理だよとなった。

 

2017年の静岡大会決勝は試合成立しているから温情というか、やらざるを得なく

田んぼの中でもとにかく9回までやる体裁をとった。

途中でやめようにも試合成立しまっているから、決勝の舞台を考え、ルールに縛られやめられなかった。

 

試合成立してコールドになるよりは、成立前の早い段階で中止の判断の方が良いだろう。

大差がついていればあきらめもつくが、やはり最後までやらせてあげたい。

雨の場合は試合が始まる前に早い判断が望まれる。

 

明桜はノーゲームとなったことで、その分ピッチャーが球数を重ねてしまった。

勝ち上がるということを考えれば、大変な不利になる。

一方で、甲子園で野球をやる機会が増えたのでラッキーともとることができる。

 

プロでもCSで大雨の中、プロが泥んこになりながら野球をやったことがあった。

この時も甲子園だった。

開閉式の屋根をつけようか。

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