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それはアマチュアの話

派手なガッツポーズや大声での喜びは相手への敬意を欠いた行為とされる。

海外ではこれに対して報復があって当たり前とされる。

ただ、それはアマチュアの話のはずだ。

プロはパフォーマンスすることが仕事なのだから。

しかも、報復として打席時にぶつけられることがわかっているのなら攻撃側としてはもうけものだ。

 

王は打った後に喜んでいる姿に対して、相手の事を考えろ、とお兄さんにたしなめられ

それからは派手な事を控えるようにしていたそうだ。

だが、通算ホームラン記録でアーロンを抜くことになった時は、この時くらいはいいだろう、

と周りに言われ、さらにファンに対しても喜びを表現した方がいい、とされ、

打った後、一塁へ走りながら万歳のポーズをとった。

 

プロはパフォーマンスすることが仕事だ。

それがガッツポーズとは限らない。黙っていることもパフォーマンス。

派手な事を一切しなかったり、ポーカーフェイスでいたり、といったこともパフォーマンスだ。

派手な事をしていると相手の心理がわかりやすい。

だから打たれた方としてはかえって喜んでもらっている姿をさらしてくれた方が、

次への対戦に生かしやすい。

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