プロのユニフォームが回帰している。
最近はダボつきのあるズボンが主流だったが、細身のものをちらほら見掛ける。
昨年までソフトバンクだったマルティネスは数年前から細身のズボンを着用していた。
日ハム時代からそうだった。
オリンピックでもそうだった。
しかもオリンピックの時は今ではまずいないソックスの上にストッキングを履く
2枚重ねのオールドスタイルで投げていた。
数十年前のトレンドだった裾が長くふくらはぎやすねの部分、膝から下が締まっているタイプのズボンを
履いている選手をちらほら見掛けるようになったのだ。
オリックス・杉本もこのスタイルだし、西武・今井もそうで、楽天の外国人が履いているのも見かけた。
日ハム・浅間は杉本ほど昔のスタイルではないが、膝から下が細いやはり数十年前のスタイルだ。
ただこのスタイルで履くのなら上着も緩みをなくした方がいい。
最近の上着は袖が長く、肘の下まで来るようなものもある。
巨人・中田は典型で、ガタイがよく、機敏さを求められないホームランバッターはこういう
格好をしがちだ。
中田はダボダボの極致の格好で、上着は大きく袖が長くズボンは裾が広がったパンタロン
のようで、地面に引きずる。
下がオールドスタイルで細いのに上着が緩く袖が長いものはバランスが悪い。
新庄は晩年の現役時代、袖が特に短い上着を着ていた。
パフのような形でスタイルを良く見せたいこだわりがあったのだろう。
反対に近年の高校野球はピッタリした格好だ。
高校野球の方が昔はダボっとしていたのにトレンドは逆を行く。
ひとつの理由に高校野球は裾を必ず上げて、ストッキングを見せなければいけない。
このスタイルなら体にフィットしているタイプの方がカッコイイというのがあろう。
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