甲子園での興奮冷めやらぬこの時期にU-18として世界戦が行われている。
日本球界にとって絶好の時期であり、野球人気のための策略と思われるほどだ。
日本代表として今日で3連勝の彼らも数週間前まではライバルとして戦っていた。
この年代の世界戦で日本は必ず上位に来る。
日本の野球レベルの高さは高校野球の文化に支えられている、というのは間違いないところだ。
高校野球という100年以上の歴史によって築かれた文化のおかげで肉体で劣る日本が
世界を相手にできる最大要因になっていると言ってもいいほど。
高校野球により野球を学んだ選手達はこの年代の世界の選手の中で最も成熟度が高いと思われる。
だからいつも結果をしっかり残すことになる。
これを受けて、野球ファンのみならず、野球を知らない人や子供たちが野球に関心をもつことになり、
今後のペナントレースの優勝争い、ドラフト、日本シリーズへと好循環を形成することになる。