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勝ったところで物足りない 野球の本質

一般に日本人の体格は大きくなっているのだろう。

食が変わり、科学が発達し、小さくなりたいとは思わないのだから、大きくなるはず。

 

高校野球の選手は大きくなっているのか。

トレーニングの方法が刻々変わるので、たくましくはなっていると思われる。

 

下半身が大きくなったり、上半身の筋トレを重視したりはしているが、身長をはじめとする

大きさということでは、大きくなっていないように思われる。

 

高校野球の古い映像を比べても今の選手が大きくなっているようには見えない。

ユニフォームの違いで見え方は変わってくるが、それでもむしろ小さくなっている

ようにさえ見える。

 

プロは確実に大きくなっている。

それも段違いに大きくなっている。

 

U-18国際戦での各国の選手との体格さは露だった。

特に決勝のアメリカとは大人と子供の差だった。

日本チームでは大きい方とされる選手でさえ、アメリカチームでは小さい方に分類されるだろう。

 

190を超える選手が特別でなく登場するアメリカチームに点差はわずかで敗けたが、

勝ったところで、相手をやっつけたという感じは受けない。

 

野球の本質で負けたということだ。

野球はまず身体のでかさがその時点で有利にはたらく競技だ。

 

それが礎であり、さすればピッチャーは速い球が投げられ、急激に変化する球が投げられ、

打者は速いスイングができ、野手は強い球が投げられ、球際に強くなる。

 

これが対戦する前から有利なポジションに置ける。

 

速い球を投げてねじ伏せた、速いスイングで遠くに飛ばした、というだけの対戦の

野球はおもしろくはないものの、野球の本質はそちらにあるから、これで劣ると

勝負に勝ってもどうしてもやっつけた感は物足りなくなる。

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