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岩隈引退 近鉄戦士 10.19

岩隈が引退を表明した。

日本に戻ってからは1軍登板がなかったとの事だ。

岩隈ほどのピッチャーでも一度衰えた実力は、取り戻せなかった。

近鉄戦士は残すところ2名、坂口と近藤だけとなった。

 

今週は10.19で始まった週なので、月曜日から32年前の10.19を連載している。

2020-10-19 今日は10・19

2020-10-20 昨日は10.19

 

2試合目も接戦となり、この川崎球場の興奮を伝えようと、急遽全国放送が始まった。

7回裏に飛び出したロッテ・岡部のホームランには

「ロッテもプロです。ザ・プロフェッショナルの意地」と実況が伝える。

 

そして、同点で迎えた8回、ブライアントの勝ち越しホームランが飛び出すと、

3塁側ベンチ前の近鉄ナインは大喜び。

またしても、でかいケツで中西ヘッドコーチがブライアントをホームベースで迎える。

 

勝ち越した近鉄は、8回の守りからエース・阿波野を1試合目同様、投入する。

テレビの方は、CMカットで放送するという、異常な状況となった。

すると、8回、高沢のホームランでまたも、同点となる。

 

9回表、2死から大石が2塁打で出塁すると、テレビ朝日はニュースステーションがはじまった。

久米宏は

「今夜、お伝えするニュースが山ほどあるんですが、」

と前置きしながら、野球放送を続ける英断を下す。

2塁に大石を置いて新井の打球は3塁線を襲うが、水上が横っ飛びから1塁で刺す。

これに、「ディス イズ プロ野球!!」と実況が叫ぶ。

攻守交替の際に、スタジオに戻ると久米宏が

「ディス イズ ニュースステーションでございます。」

「どんな番組になるか今夜わからないのですが、伝えるニュースもいっぱいあるし・・助けて下さい」

とした。

 

そして9回裏、バント処理をミスした近鉄は無死1,2塁としてしまう。

ここで、後世に語り継がれるプレーが起きた。

明日へ。

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