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球数制限問題Ⅱ

吉田が万全の状態で大阪桐蔭とやっていれば、もっと違う試合展開になり、

勝ったかもしれない。野球はピッチャーで決まるので、抑えちゃえば勝ってしまう。

昨日の内容はコチラ⇒2019-3-19 球数制限問題

 

そういう意味で、ピッチャーを過度に使わせない仕組みが必要になるわけだが、

それが球数制限となるわけだ。

 

この球数制限もセンバツでは話題にならない。

つまりは球数が問題になるのは暑さによる部分が多いということが一つ言え、

また、センバツでは話題にならないのは夏とは違う仕組みによる。

これが、夏へのヒントになる。

 

センバツ出場を決めるのは、秋の大会を参考にする。

秋の大会は高校生にとっては2学期もしくは後期の時期にあたるため

試合は、平日を回避して休日に行われることが多い。

そのため、エースに十分な休養を与えることができ、毎試合、しっかり調整して

登板することができる。

すると、力を発揮することができるので、秋は夏に比べ、波乱が少ない。

 

この秋の大会を参考にすると、球数の問題は試合間隔で解消することができることになる。

 

考えるのは休養ということだ。

深く、取り返しのつかない問題を多く抱える球数制限より

これができれば、一発で解決する。

 

甲子園期間を1~2か月にすれば解決する。

これが、できないのは費用の問題がひとつ。

甲子園を使えない盟主阪神の対応、選手のその期間の費用、応援団の費用。

 

そして、期間が長くなると、どうしても間延びしてしまうので、せっかく

興奮や感動をした試合やチームが登場することが先になり、その熱も冷める。

昨年で言えば、金足農業が強豪を次々、撃破したのに、1週間も待たされたら

感情移入はしにくい。

甲子園大会自体が、2か月間続くと、まだやってんの?ということになりかねない。

 

だが、問題解消に球数制限ばかりで、この試合間隔ということに発想が聞かれない。

そっちに知恵を働かせる動きはないものか。

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