一昨日、昨日からのつづき
2019-7-31 佐々木の決勝登板回避 論点はそこじゃない
論点は登板回避に賛成か、反対か、是か非かということではなく、
高校野球はどういう姿勢かということ。
高校野球の姿勢とは高校野球の目的ともいえる。
登板回避が問題になるなら、やり方を変えればすぐに解決する問題だ。
知恵を出し、仕組みを変えればいいだけの話。
人の力でどうにもならないことなら賛否が生まれるが、仕組みを変えればいいことに
賛否は関係ない。
仕組みとは登板回避をせざるを得なかった仕組みの事。
登板回避した理由は、日程の過密だ。
だから論点はここになる。
日程が空いていれば、佐々木は登板し、賛成も反対も是も非も俎上に上らない。
だから、日程について話題になるはずなのだ。
しかし、エースを全試合に投げさせることができる日程をベストとするなら
難しいことではない。
日程に余裕をもたせるのに問題となることは何だろう。
まずは、コスト。だが、これは大した問題にならない。
あとは何があるのだろう。
期間が長くなることで、大会への興味や熱が下がることは起きるだろう。
これについては、毎日、試合があった方が、間延びしないで入り込める。
あとは、甲子園大会の場合は全国から集まるから、学校のコストという問題があるが、
地方予選は、近所でやるから、選手も応援団も費用の心配をする必要がない。
実際に秋は平日開催が少なく、日程に余裕がある。そして大会期間が長い。
学校の授業を考慮して、平日の開催が少なくなるのだ。
毎試合エースを登板させられることができるようになり、波乱も少なくなる。
ただ、日程に余裕をもたすことが高校野球の目的に適っているかという見方もできる。
だから高校野球の姿勢と言っている。
これについては次回へ。
https://twitter.com/yakyucolumn