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醜い姿を知って過去を汚すより

昨日はいまだに続ける松坂を記した。

2020-4-30 立場をわきまえずイタイ

 

鳥谷がロッテでまだ続けることに、広岡が自ら潮時を感じろ、と言ったら、また

老害だのという下品な反発が起きた。

広岡は松坂にも言及している。

 

王は「王貞治のバッティングができなくなった」と言って、バットを置いた。

スターゆえの、引き際のタイミングなのだ。

 

ファンは衰えた姿をさらされるより、早く死んでほしいと思う。

本当に死んでほしいわけではなく、スターの印象を残したままでいてほしい。

ジョンレノンは伝説になってもらうために殺されたとも聞く。

 

BOOWYは、天下を取った段階で、解散した。

最も良い時期に、世の中にショックを与えて、伝説を作り、後のミュージシャンに大きな影響を与えた。

ロックの生き方を貫いたのだ。

 

醜い姿を知って過去を汚すより、いつまでも心の中に輝いて、死んでも生き続けてほしいと思う。

 

明石家さんまが一頃、60歳で引退すると噂された。

これは噂にとどまらず、本人にその意識があったらしい。

ところが、さんまを慕う、爆笑問題、太田が

「そこで辞めたらかっこよすぎる。後輩に落ちぶれたところ、落ちていくところを見させてくれ」

と言われたそうだ。

芸人らしい、いい話だ。

ぼろぼろになって笑えないで笑われて、去って行くことはこの世界では伝説になるだろう。

それが、後輩への教材となる。

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