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スタンドなどなくどこまでも野手が追いかける野球

昨日は球場を広くしてフェンスを低くしダイナミックベースボールを提供したらいい、と記した。

2021-10-21 ホームランが多く出る方がファンは喜ぶという錯覚

 

スタンドなんてなくていいはずだ。

ホームランが野球の華だとして、それはフェンスを越える打球をホームランと定義していることから

フェンスを越えた打球は一様に打者の最高打球ということになるのだが、フェンスがなくとも

大きな打球であることは見ればわかることだし、どれだけ飛んだかも見ればわかる。

つまり、フェンスがなくとも打者がかっとばしたことはわかるわけだ。

 

野球の華とされるのは遠くに飛ばしたことということになるから、それはフェンスがあろうが

なかろうが関係ない。

それならば球場は広く造り、プロの技、スピードが見られる方が野球の醍醐味の多くを見ることができよう。

 

ファールゾーンを100メートルはいらないが、野手が脚を余して打球がスタンドへ消えていく

というシーンは極力減らした方がダイナミックな野球になるはずだ。

本来は、スタンドなどなく、どこまでも野手が追いかけていける方が理想だ。

だが、興行にならないからゾーンを設ける。

ところが逆行し、ファールゾーンも今は客を多く入れて、近くでプレーを見せてあげようと

ファンサービスのつもりでつくる球場が増えたが、それにより野手の好プレーを消滅させた。

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