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高野連も排除 解体へと向かう

1試合でいくつもある酷い判定により、それまでの選手が費やした時間と労力を水泡に帰す高校野球。

そしてそれは野球技術の進展を阻害する。

日本では野球選手の育成の大きな部分を高校の部活動に任せているにもかかわらず。

そしてそれは高野連の方針によるものであろう。

2022-2-1 高校野球から審判を排除

 

通常のどんな組織でも主たる目的として掲げている行為にこれだけの矛盾を含んでいたら

放っておくことはないだろう。

高校野球の目的とは高校生による野球だ。高校野球と言っているのだから。

ということはつまり、野球を主たる目的とし、全ての行為は野球に基づいている。

そして野球はスポーツ競技であり、その成否は勝敗で決する。

高校野球は野球の勝負をしているし、各高校の部活動も日々、勝つための練習を重ねている。

それなのに公式戦では間違った判定を受け入れることが正しいとされている。

それはつまり、勝ったチームも本当は負けていたかもしれないということだ。

高校野球選手権という名で勝負を題名としているのに勝負を度外視しているということになる。

ところが、ここで持ち出すのは教育の一環だ。

首を傾げたくなることが起きると、目的は勝負ではなく、教育と言い出すわけだ。

 

経営だったらこんな非効率で生産性のないことがまかり通っていたら許せない。

社会だったら大きな理不尽は放っておかない。

人生でこんな矛盾があったら反省して善処するはず。

高校野球は許される。野球だけでない。高校スポーツは許されてしまう。

 

高野連には高校野球経験者や強豪校の監督出身者はいるはずだろう。

選手や監督時代に経験した理不尽を直したいと思うだろうに。

高野連に経営者がいたら、非効率や理不尽は排除する。

経営を経験した人がこれを黙認するとは思えない。

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