昨日のつづきとして、17日の日ハム-ロッテでのロッテのリクエスト無効の件。
ロッテがゲッツーのファーストアウトにリクエストを利用したのだが、その前の
2塁へのスライディングにボナファイドが適用され、ランナーに警告が与えられ、
1塁走者、打者走者ともにアウト、リクエストは無効という判定だった。
2回許されているリクエストが失敗にはならなかったのだ。
これは、守備妨害が適用されなければ、スローで見る限りゲッツーが完成されていた。
つまり、リクエスト失敗。ゲッツーが成立、ロッテはリクエスト権利をひとつ減らされていた。
日ハムからしたら、守備妨害でレオネスの警告より、ロッテのリクエスト権利が減った方が
戦況としては得ではないか。
つまり、守備妨害という不正を働き、さらにリクエストの判断も誤っていたはずのロッテが得したのだ。
ロッテとしては、タイミングもアウトのものにリクエストを仕掛けたわけで、
プロとして見誤っていたわけだ。
それなのに、リクエストを無効としてくれた。
もし、これがロッテからリクエストが無かったら、ゲッツーのままだったのではないか。
リクエストがあったから、映像で確認した。ところが、映像で見れば見るほど、
ランナーのスライディングの方が気になる、という具合だったのだろう。
だから、審判団が裏に籠っている時間が長かった。
リクエストの対象であるファーストへのタイミングだけだったら、あれほど長くはならない。
すぐにアウト判定ができたはずだ。
長くなったのは、ボナファイドを適用した場合、どういう判定にするのか、どう説明するのか、
を協議していたからと思われる。
そもそも、ボナファイドを適用するかどうかを、、リクエスト対象以外のプレーを、
映像で確認するという仕組みになっているのだろうか。
おそらく、そういう仕組みではないと思われる。
仕組みになっていないのなら、審判団は、権限外の行動により、判定したということになる。
本来、問題となる行動だ。
どうすれば良かったのかは明日へ。
https://twitter.com/yakyucolumn