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リクエストを利用して、ボナファイドを映像で確認する審判Ⅱ

リクエストがあったから、映像確認できたわけで、しかも、リクエストの対象はファーストへのものだ。

それをリクエストは無効、本来、映像確認しない守備妨害を映像で確認するという、

審判に与えられていない権利を使ってしまった。

2020-7-22 リクエストを利用して、ボナファイドを映像で確認する審判

 

本来は、リクエストが発動されようが、されまいが、まず、審判団は映像に向かわず、

守備妨害かどうかを協議しなければならなかった。

そして、そこで守備妨害ならボナファイドを適用、警告ということになる。

さすれば、リクエストが無効というより、何もなかったことになる。

 

もし、守備妨害でないとするなら、この段階でリクエストを受け入れ、映像確認となる。

この場合、映像で守備妨害が濃厚に見られても、判断するのはそこではなく、

ファーストのタイミングついてのみとなる。

映像で確認していいのはリクエストがあったファーストだけだからだ。

 

この一連は、問題として挙がっていないが、というより、誰も気づいていないが、どうすべきか、

NPBの問題として取り上げるべきもののはずだ。

ボナファイドが映像で確認していいのなら、さほどの問題でもないが、

それにしてもリクエストがあったのに、無効になったという判断は納得しがたい。

やはり、取り上げるべき問題だ。

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