昨日は7日のヤクルト‐阪神で起きた、2点差以上ある9回でのランナー憤死について記した。
同じように6日のヤクルト‐阪神でのファースト・オスナがゲッツーを完成できなかったというプレーが
プロの内野手の動きではなかった、ということを記した。
2021-7-8 また起きた 9回2点差以上でのランナー憤死
この時は打球が1塁ベース付近に転がった。
それを捕球しようとすると体は1塁側スタンドの方へ向かい、すなわち1歩踏み出せばベースを踏める。
オスナはそのプレーを選択し、打者走者をアウトにしてから1塁ランナーのタッチプレーに
持ち込もうとしたのだが、完成しなかった。
二塁へ投げる動作をしながらベースを踏んで時短しなければいけないのが内野手のプレーだが、
この時は、捕りました→踏みました→投げました、といちいち動作をしていて流れになっていなかった。
これではタッチプレーのゲッツーは完成しない。
しかも、大きな体で、ベースを踏んでからモーション大きく、よっこいしょと2塁へ投げていた。
プロの内野手の動きではない。日本のトップクラスの高校生でもこんなことはしないし、
平凡な高校でもうまい内野手ならこんなプレーをしないのにプロがこの程度だ。
それはバッティングに期待して、高校生以下のレベルの守備に目を瞑っているということ。
いつまでも日本の野球には外国人はこういうものとして獲得する。
プロは、個人の裁量に任せることが多く、若手なら叱咤するが、外国人や実績のある選手には
細かく注意することがない。
だから、目を覆うようなことが起きてから対処するという形になる。
それに比べてサンズの守備はすさまじかった。
前進守備から斜めに背走し、これぞ正真正銘のダイビングと呼べる完全に宙に浮いて捕っていた。
球史に残るスーパープレーと言える。
今まで見たダイビングキャッチの中でNO.1に思える。
足の速い選手だったらもっと追いついていたかもしれないが、ダイビングという部分だけで言えば
これ以上はあり得ないと言えるスーハ゜ーダイビングキャッチだった。
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