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デッドボールでも出たい選手は思わず体を入れる

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デッドボールにならない高校野球はよく、避けていないからダメ、という言い方を聞く。

それは避けていれば当たっていないでしょ、だからデッドボールは認められませんよ、

という理屈なのだろう。

2022-7-26 プロと高校野球でちがうデッドボールの基準 勝つためにはあたってでも

2022-7-27 打ちに行って当たってもデッドボールのプロ 当たっているのにデッドボールにならない高校野球

 

ベース盤の上すら大きく外れ打席に立つ打者へ向かって進む投球に対して、そこに

最初から立っていた打者がそのままの姿勢でいることが避けていないということだが、

ハナからそこにいる打者に目がけて進んでしまう投球にはデッドボールというルールがあるのなら

よけようがよけまいが、デッドボールが適用されてしかりだ。

避けるか、避けないかは打者の勝手だ。

 

だからここで体に当たっているのにデッドボールにならない場合というのは、避けていないから

という場合ではなく、当たりに行った時となる。

立っていた位置より腕や肩、背中、中には脚を入れてボールに当たりに行った場合は、

デッドボールは認められない。

 

選手は負けたら終わりだから当たってでも出たいと思わず近づいてしまうものだ。

これは、どうしてもつなぎたい気持ちのあらわれだ。

褒められた行為ではないが、敗けるよりはよっぽどましだから投球に寄ってしまう。

 

高校野球では改めたい判定はいろいろある。

広すぎるストライクゾーンには辟易させられる。

他にもこの避けなかった打者にはデッドボールを認めない、というのもそうだ。

ちょっと動いただけでスイングコールも改めたい。

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