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18.44を生かす 滑るマッスラ ペッパーって? 打撃は道具守備は肉体 今週のダイジェスト

2020-3-16 18.44でいかに効率良く球に力を生かすか

アーム式の投げ方はあえてその投げ方を追求しているそうだ。やり投げのトレーニングを取り入れ、そして、フォークとカットボールがスピードがあり、真っ直ぐと思って振りに行く打者カットボールは真っ直ぐと同じ握りでひねって曲げるというより、真っすぐに近く、ちょっと変化するというイメージらしい。アーム式の投げ方もあえてそれを選んだそうだ。やり投げの投げ方で肘に負担を少なくさせたということ。

2020-3-17 動くカットボールと滑るマッスラ

カットボールやツーシームという新種のボールが輸入されたころ、動くボールと表現された。真っ直ぐに近い形でちょっとだけ軌道を変えるということ。昔は、変化球は大きく鋭いことがいいとされていたが、鋭く小さく曲がる球の方が、内野ゴロにできるので、少ない球数で打ち取れるから重宝されだした。吉井や長谷川がMLBに入った頃は、「向こうのピッチャーでまともなフォーシームを投げるピッチャーはいない」とまで言っていた。

2020-3-18 ペッパーって意味ある練習なの?

高校野球は試合前、ランニング、キャッチボール、ペッパー、ノックといったところがウォーミングアップに用意されている。ランニングは体を動かすのに全てのスポーツの基本だし、走るという動作がルールの中に組み込まれているのだからやるのはわかる。キャッチボールも同様で、肩をつくらなければいけない。ノックは、グラウンドの状態を確認するためにも試合前に必ずやりたい。ペッパーは意味あるのだろうか。毎日、打つ練習をしていて、今更ペッパーで確認することがあるのか。振る体を用意すると言う意味では素振りの方が効果があるように思う。自転車にブランクがあっても乗ることができるのと一緒だ。

2020-3-19 センバツは無観客から中止へ

会見で、充分な練習と合が出来ていないので、ケガの心配もある、断腸の思い、申し訳ない、としていたが、余計な文言だ。言い訳と体裁にしか聞こえない。ケガの心配などスポーツの宿命だし、やっている人間は覚悟の上で取り組んでいる。金属バットを振り回し、硬球を投げる野球は元々危険なスポーツだ。断腸の思いがあり、申し訳ないと言うならやればいいじゃない。断腸の思いはやりたいけどできない状況があるということなのだから、申し訳ないと謝る必要はない。

2020-3-20 バットがヒットにしてしまう打撃 うまい人にしか魅せることができない守備

道具を使わず、肉体に頼るスポーツで素人が好結果を生むことは絶対にない。陸上、水泳、体操などで日頃何もしていない素人がトップ選手に勝つことなどあり得ない。野球では二日酔いでも、結果が出てしまうことがあるのはこれが理由で、陸上、水泳、体操などが体調管理を怠って結果が良くなることは絶対にない。バッティングではそういうことがあり得るのだが、守備に関しては好結果を生む可能性はない。しっかりと、うまい人にしか好プレーは生まれない。例えば、前回WBCで敗れたアメリカ戦で先制のレフト前ヒットにレフトを守っていたのは筒香だった。完全なタイムリーヒットに映り、そこはやられちゃったで済んでしまう。だが、名手と言われる外野手なら刺してくれるかもという期待が湧く。しかし、筒香が守っている限りその期待はハナから湧くことはない。これは記録にならないし、取り上げられないが、こういったシーンは数ある。采配ミスともエラーとも言えるシーンはたくさんあるのだ。

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