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大谷が投げて打つのがチームにとって有効か 走れ!ピッチャー いい球を投げたいから走る 今週のダイジェスト

2021-11-29 大谷MVP 投げて打つのはチームにとって最も有効か

今年は1年高いパフォーマンスを発揮したが、体に負担がかかるこの運動をどこまで続けられるか。しかも、まだまだ最高のパフォーマンスには至っていない、と大谷自身は思っているはずなのでもっともっと高いレベルを追いかける。体は悲鳴を上げるだろう。ピッチャーと打者の兼任より、まだ野球とサッカーの兼任の方が体の負担はやわらぐと思えるくらいだ。時期が違うスポーツをやる方が、体には負担は少なかろう。

 

2021-11-30 走れ!走れ!ピッチャー

落合はキャンプに入ると打つことをせず、まずは下半身の強化に取り組むことが恒例とされていた。下半身ができていない状態でバットを振るとフォームがバラバラになるというものだった。長距離を歩いたり、守備練習をしたりで、いつバットを握るんだと、キャンプのひとつの風物詩になっていた。取材陣が、「いつ頃からバッティングをするの?」と聞いても「まだ。」と答え、じらしていた。

 

2021-12-1 ファンが喜ぶのはプロのプレーを体感できること

こういう時にファンが最も喜ぶのはプロのプレーを一緒にグラウンドで体感することだ。または、野球とは離れた運動能力を見せる。たとえば、短距離走やジャンプ力、パワーなど。これらを実感することで、あーやっぱりプロはすごいやとなる。ファンはこの時くらいしかチャンスがない。キャッチボールしてもらうだけでもファンは感激するものだ。プロはこんなボールを投げるのか。プロはいつも同じところに投げられるのか。プロはこんな速い球を投げるのか。俺でもプロの球を捕れるのか。プロも俺と同じ回転をしているのか。といったことが楽しく、また新たな知識を得て、プロの試合を観戦する楽しみにつながる。

 

2021-12-2 走るのも走らないのも、いい球が投げたいから

タイムを計り、タイムを縮めたいとするなら体をでかくすることとに反する行為だ。タイムを良くするために走っているのは陸上選手であり、野手は速くする必要があるが、それは長い距離ではない。ひと試合の走行距離が10㌔にも及ぶサッカー選手も長距離が速くてもいけない。長距離を速く走る能力は90分間のパフォーマンスを高めるだろうが、サッカー選手もやはり瞬発力を要求される。一瞬で相手の前に出る能力が重要だ。

 

2021-12-3 ひと冬越えると球速が増す、とは言う人が多い

ひと冬越えると球速が増す、とは言う人が多い。特に成長期のピッチャーは体の成長とともに一気に増すものだ。ひと冬越えたらと言うのは、野球がオフシーズンに入るからだ。冬は試合がないし、ボールを扱わないで体力向上を目的とするトレーニングに切り替えることが多い。ひと冬越えたらスピードガンで5㌔、10㌔ということも珍しくない。そして高校3年間で球速20㌔増し、大学のピークでは150㌔台ということは珍しくないのだ。だから中学時代はピッチャーをやっていなかったとか、体が小さく球は遅かったとか、名門校ではなく公立校に進んだとかいう選手が大学を通じて速球派のピッチャーとしてプロの目にかかるというケースは多い。

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