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凡人に理解されないハイセンス 打者が痛くなければピッチャーは謝らないし、打者は怒らない 三振前のバカ当たり 今週のダイジェスト

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2024-2-19 俺のセンスについて来い ハイセンス9人によるゲーム展開

例えば、あいつならオーバーランの選手を刺しに来るからベースへ入ろう。あいつは、牽制で刺そうと狙っているはずだ。タイミングを外さないようにしよう。あいつは絶対、次の塁を狙うはずだから、送球もそちらに行く。俺も進塁しよう。あいつはこの場面なら転がして1点獲ろうとするだろう。バットに当たった瞬間スタートを切ってやる。無言のまま感じ合えることがハイセンス集団だ。

 

2024-2-20 凡人に理解されないハイセンス

いわば天性と思わされる能力がそれぞれあることは周知であるにもかかわらず野球センス、ということになると特殊能力として理解されていない。ハイセンス選手のプレーや発言は凡人には理解できないから、それを疑わず受け入れることだ。凡人が批判したところで及ばない。

 

2024-2-21 打者が痛くなければピッチャーは謝らないし、打者は怒らない

デッドボールはルール上、悪いものとされているが、ペナルティは受けている。打者を一塁に背負うというペナルティだ。だから謝る必要はない、と言えることにもなる。打者の言い分は放っておいて、ルールで観れば禊は終わっている。悪いと思ってしまうのは慣習による思い込みということも多分にあるが、大きくは二つだ。それはピッチャーが意図していなかった失敗だということと、投球の主導権を握っているということだ。

 

2024-2-22 打者が痛くなければピッチャーは謝らないし、打者は怒らないⅡ

まず、ピッチャーが意図していなかった失敗とは、つまりミスということだ。ピッチャーが投げようと思ったコースや軌道はそうじゃなかった。それはベストピッチではなかったということで、失敗ということ。失敗はピッチャーに限らず、だれでも不満であり、気分は悪い。本意でない結果によって対戦相手を傷つけてしまっては罪悪感が立つ。自分が思うようにできなかったこと自体が悪いことをしてしまったという意識につながるのだ。

 

2024-2-23 三振前のバカ当たりの真相 再録

バカあたりによりツーストライクとピッチャー有利のカウントになるとせっかく追い込んだのだから三振をとらなきゃもったいないピッチャーは勝負球を投げたり、ストライクからボールになるベストピッチをしたり、本気で投げて三振をとろうとする。打者はもともと技術に甘いので追い込まれればもろい。神経を使った球に対応できる能力はなく、あえなく三振となる。だから三振前のバカあたりというシーンを目にすることが多くなり多くの人の印象に残ったことで、この俗語が生まれたのだ。

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