野球のラインアップは攻撃重視に編成されることが多い。守備に、あるいは脚に特化したラインアップというのはプロの世界で見たことはない。野球は打つスポーツとして成り立ち、ヒットを打つということを基本としている。そうしないと、塁に出られないから脚の見せ場も少ないという考えからだ。そして、打たなきゃ点を獲れず、点が入らなければいくら守っても勝てないという考えから。守りは何もしない可能性があり、特に外野手は打球が飛んで来なければカバーに走るだけですることがない。
大学生は成熟している。もう体はできている。その中でプロが才能を認めて指名し、それも1位で指名した選手がトレードもなく、野手転向は例がないだろう。これは糸井の身体能力を如実にあらわしている。
2024-8-15 プロでピッチャー転向はいない 野球はピッチャーが一番大事だから
プロになるほどの選手が幼少期からの野球人生でピッチャーをやったことがない、という事はまずない。幼少期からの野球はレベルが低く、周りもヘタクソな奴が多い中、ピッチャーをやらないという選択はないのだ。そしてレベルが上がるにつれ、より才能のあるピッチャーがチームメートとなったり、適性やチーム事情を考慮したり、はたまたケガがあったりで、配置転換がある。
2024-8-16 一生懸命やることがチームへの裏切りとなる走塁
2点差以上ある最終回に、1点獲るためにアウトになるタイミングでホームを狙う必要は全くない。この回は2点獲らなければ負けなのだ。1点を獲ったところで一緒だ。やるべきことは点を獲ることではなく、まずは追いつくために必要なランナーを出すことだ。プロでも3点ビハインドの9回一死から右中間を破る打球に必死に走り、三塁タッチアウトという目を疑う光景があった。打球が抜けて、ホームに還って来られなくても一向にかまわない状況というのがあるわけだ。大差の中1点、差を縮めても戦況は変わらない。点を獲らなくていいから走者は死なないことだけ考える場面に必死に走るのはむしろ怠慢だ。


