野球のルールで最大の理不尽である、右打者不利。
右打者が不利な理由は打席から一塁までの距離が左打者に比べて遠いということに尽きる。
この不公平を解消する方法について。
2022-6-10 野球最大の理不尽 右打者と左打者で1塁までの距離がちがう
2022-6-13 野球最大の理不尽 右打者と左打者で1塁までの距離がちがうⅡ
走塁は左回りだが、陸上でもトラックは左回りだ。
だから野球において特別なのではなく、左回りに走ることが基本なのだ。
右投げが多いから、内野手を右利きで占めさせるよう左回りにせざるを得なかったわけではなく、
左回りありき、ということが言える。
野球も陸上も左回りなのは、心臓が左に寄っているからという説を聞く。
心臓が左に寄っているので走る時、左に傾ける方が走りやすいとされるのだ。
投げるのも左に回転する方がスムーズとも言われる。
だから右投げの方が回転しやすく、したがい右ピッチャーの方がスピードボールを投げる傾向にあるとされる。
左投げは右に回転するため不合理となり、スピードがでにくい。
さて、左回りの走塁による右打者不利を解消する方法だが、たまには右回りにするという
方法は以前この場で記した。
そうではなく、打った後、一度ホームベースを踏んでからスタートとする。
これにより左打者の走り打ちはなくなる。
逆に右打者は一塁へ向かう道程で踏めばいいから、加速途中に踏むことになる。
これまでのルールに近い。
左打者は大きく変わる。
一度マイナスの動きをするから、タッチアップのランナーのようだ。
むしろ右打者の方が一塁への到達が速くなるだろうか。
これにより内野はかなり余裕を持ってのプレーとなる。
内野安打は激減することになる。