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1月3日のこの場で明日へつづく、とした内容が延びて本日になった。
2018-1-3 続・イチロー登場の衝撃 野球は総合力で勝つ
野球はパワーがあることが有利なスポーツだ。
桁違いの金が動き、世界の強者が集まるため、世界一のリーグとされるMLBの選手たちは
日本のリーグの選手と体が違う。
身長、体重、筋量、骨格、バネといったものが違うわけだ。
日本で活躍する選手の誰が、このリーグでレギュラーになれようか。
ところが、体格に劣る日本が世界と伍して戦う場面も多い。
WBCでも日本が1戦必勝の勝負なら、大敗する試合は目にしない。
日本が対等に戦うことができる最も大きな理由は、野球が多くの道具を使うスポーツだからだ。
道具を使うことで体力勝負にならず、経験や技術で対抗できる。
次の理由が、野球はピッチャーに拠るところが多いから。
ピッチャー対バッターという図式の時、スタートの時点でピッチャー有利でできている。
ピッチャー主導で始まり、バッターは勝手にミスしてくれる。
バッターの成功は3割。7割のうちピッチャーの成功というより、バッターのミスショットというものが圧倒的に多い。
そして、
さらに、ゲームとしてのルールが存在するので、それを巧みに利用することで勝負が成立する。
だから、体力に劣っても勝っちゃうことがある。
ということで、パワーだけあっても勝ちを引き寄せられるとは限らない。
走力だけでも、肩の強さだけでも、スピードボールだけでも、やはりだめ。
では、「俺が9人いたら、ぜってー負けねえのに」という選手は誰だろう。
1人で9人分働いたら誰が強いだろうか。
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