今年から高校野球に白スパイクが登場したわけだが、これは暑さ問題が取りざたされる今次、
涼しいということだからだそうだ。
秋の大会は黒にするチームもあるのだろう。
ユニフォームに合うように
既存のユニフォームにスパイクだけ白に換えただけでは、似合わないチームが多い。
濃いユニフォームから黒基調のストッキングにいきなり白スパイクは似合わない。
ウォーミングアップに使うシューズはどのチームもたいがい白いアップシューズを使うので
それを履いているように見える。
似合わないと言っても、高校野球のユニフォームはかっこいいものが少ないのでそれもどうでもいいのかもしれない。
ウォーミングアップをやっているようだ。
白い帽子に始まり、ストッキングまで白、スパイクだけいきなり黒という日大三高のユニフォームは
練習着と相違がなく、戦闘モードに見えず、格好は良くない。
だからと言って、これでスパイクを白にすると、上から下まで白となお一層、不格好だ。
神奈川は、地方大会の時は独自の背番号を使って良い。
東海大相模のユニフォームは、ストライプなので、背番号にも縦線が入り、ユニフォームとマッチさせている。
だが、甲子園では全校白地のものを着けなければいけない。
そうなると、ストライプのユニフォームなのに背番号だけ突然白になるので、いかにもつぎはぎとなり、
不細工だ。
桐光学園は白地の背番号を使用しているが、番号が太字で少しデザインがかっている。
神奈川は地方大会の時は自分のところであつらえていいのだが、その他の地域の多くは
高野連から配布される背番号を使うものと思われる。
だからユニフォームをタテジマとかにしてしまうと、まったくアンバランスになる。
そこを加味してユニフォームをつくらなければならないのだが、高校野球は着飾ることを良しとしないし、
チームや選手の作る側にもさほどセンスを備えていないので、良くはならない。
また、観る方も高校野球とはそういうものという目で見るので、格好悪いユニフォームも気にならない。
ユニフォームの話題は明日も。
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