小園と松川は史上唯一、同じ高校から同じ時にドラフト1位指名を受けたバッテリーだ。
小園は大物として1位指名間違いなしとみなされていたが、今のところ一軍で目立つ活躍はない。
松川は当時の井口監督が城島になれる素材と思い、単独指名を受けた。
佐々木の恋女房とされ、19歳のルーキーとは思えない振舞いが話題となった。
同時に1位指名されるほどとなれば甲子園でも目立っていたかと思いきや、
センバツでは2回戦で去り、夏は全国制覇することになる智辯和歌山に県大会で敗けている。
バッテリーのドラフト1位と言えば藤浪と森だ。
学年が違うため同時1位ではないものの、こちらは春夏連覇に加え、プロでも
相応の活躍を見せている。
ドラフト1位バッテリーならこれくらいは当たり前と思えそうで、
バッテリーではないが、桑田と清原、橋本と立浪なども相応の活躍だった。
小園-松川バッテリーはこれからか。
同じ高校からのドラフトと言えば、池田高校のエースが2年連続で1位指名された。
同じ高校から2年連続ピッチャーがドラフト1位というのはおそらくこれだけだろう。
畠山と水野という超高校級ピッチャーを2人擁していた池田は普段から2人の投球を見、
時には打っていたので、どのチームと当たっても脅威は感じなかっただろう。
畠山はプロでは野手に転向している。
そして畠山はエースで4番として全国制覇を成し遂げているが
その前年の優勝チームの報徳もエースで4番の金村が1位指名され、野手に転向している。
さらにその前年の優勝チームである横浜もエースで3番の愛甲がプロで野手転向している。
つまり、3年連続してエースが主力を打ち、夏の甲子園制し、その選手が
1位指名され、プロでは野手転向している事実。
愛甲→金村→畠山ときて、次の年は桑田だった。
桑田も入団してから野手転向の話が引きも切らなかった。
それは桑田の身体が小さかったことと、図抜けた身体能力と運動神経があるので
巨人もピッチャーとして芽が出なくても野手として使えると踏んでいたのだろう。
だが、桑田は一流ピッチャーとして甲子園優勝ドラフト1位らしい活躍を見せた。


