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やっぱり右へが楽

右へ打てといわれる理由を結論しよう。

前回の内容は2015年1月12日

 

 

右へ打ての理由のひとつは長く見ることができるからだった。

それは昨日の内容。

 

もう一つの理由が、腕が伸びる。

だ。

 

昨日の内容にもこのことについて少し触れたが、

インコースを打つ時は、体を回して、腕を縮めて打つ必要がある。

 

これに対してアウトコースの球は、

当然自分の体から遠いところを球が通過するので

これを打とうと思えば、腕を伸ばしてバットに当てる。

 

腕が伸びた位置でバットとボールが当たるということは、

構えた位置で縮めていた腕が伸びるまでバットが動いていくわけだ。

 

するとバットは加速し、力が加わっていく。

いわゆる「ヘッドを走らせる」という現象。

 

ヘッドとはバットの先端のことで、

ヘッドを速く走らせるということは、

スイングスピードが速いということであり、

力がボールに伝わり

強い打球が打てるので、

この「ヘッドを走らせる」ために

フォームを決め、体の使い方を工夫する。

 

体の使い方でいえば、

この「ヘッドを走らせる」ために、

構えたところから腕が伸びるときに投球が当たるようにしたい。

 

インコースの球だって

本当は、こうして打ちたいのだが、

そのためには、打席の位置を移動して、バットが加速するよう振り抜いて

としなければならないが、そんな暇はない。

だから、縮んだままでも打ち返せるように

体を回したり、

開いてみたり、

体重を増やしたり、

筋力をつけたり、

腕を縮めたまま打つ技術を身に着けたり、

するよう、一般的には練習するのだ。

 

アウトコースの球は、

インコースほど作業がいらないものの

どこに足を置くか、バットの位置はどこか、

体の移動は、と工夫する。

 

そして

なるべくミートポイントと自分の体を離して、当てようと後ろに体重を残して

打とうとする打ち方も「ヘッドを走らせる」ためのひとつの方法だ。

 

これを「距離を取る」と言ったりする。

 

「距離を取り」、「ヘッドを走らせる」

のだ。

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