盗塁の技術にある3つの要素。
3つとは1つ目にスタート。2つ目に走力。3つ目にスライディング。
ということだった。
前回はスタートを取り上げたので、→その内容はコチラ
2つ目の走力について。
プロの盗塁数が多い選手は2盗の場合、11歩か12歩で走る。
私が子供の頃、盗塁王は松本だった。
”青い稲妻”・松本は11歩。
ちなみに”青い稲妻”の愛称は、その前の時代の足のスペシャリスト
柴田が赤い手袋をトレードマークに走っていたことから、
松本は青い手袋をした。
そして、稲妻のような速さ、鋭さから”青い稲妻”となった。
それから、パリーグには世界の盗塁王・福本がまだ現役でいた。
福本は12歩。
福本の思い出でいうと
私が子供の頃、西武ライオンズが創設され、埼玉にプロ球団が
できた。
私が育った東京の西部から西武球場へは車で40分ほどだったので
ライオンズ友の会に入会し、良く、観戦に行った。
当時は、新球団西武ライオンズを強くすべく
策士・根本が大ナタを振るい、
巨人V9時代の立役者である広岡、森を招聘し、巨人野球を導入し出したころである。
そして、田淵がまだ4番を打ち、東尾がエースであった。
野村も終の球団として西武にいたのだが、現役時代を見ていたような、見ていなかったような。
策士・根本は強引なやり方で工藤、伊東という今では監督になるほどの選手を取ってきて、
大学リーグの大型内野手、石毛を獲得し、秋山、渡辺久、清原とのちの名選手を高卒で次々と獲得し、
黄金時代を築いていくこととなる。
福本の話であった。
明日へ。