ケツで長くすべるのではなく、できるだけベースの近くまでスピードに乗った状態を維持して
ギリギリのところで膝を使ってベースごと刈り取るようなイメージでスライディングをする。
こうすると減速期間を短くでき、ベース到達が最も速くなるという考え方。
2018-12-12 スライディングは減速する行為 何のためにやっているのか
そして、膝で滑ることですぐ立ち上がる事が出来、すぐ立ち上がるということは
もうベースにはとっくについていますよというアピールになり、本来アウトかセーフか微妙な
タイミングでも、セーフに見せることができる。
審判の目をくらます効果がある。
さらにベースのほんのちょっと手前で立ち上がり、もうそこでベースに到達していますよ、という
目くらましの技術がある。
立ち上がりながら少し進み、立った時にベースに着く技術だ。
まだ、ベース到達していないのに、その手前で立ち上がる動作をしているので
もう、ベースについているかのような錯覚に陥るのだ。
これをするために、ひざで滑り、ドーンと当たって行くようなスライディングがうまいとされる。
ただ、足首や膝への負担はかかるのでケガのリスクは高くなる。