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前回の内容はコチラ⇒2018-3-26 フォーム改造 打ち方の手入れより時間が必要
松井や中田は、フォームが転遷した。
こういう大物は期待が大きく、さらに自分も早く結果を出したいと思うので
今あるフォームをいじくることで対応できるのではと考えてしまう。
ところが、この2人は、改悪となり数年、ひどい打ち方となっていった。
入団時のフォームにも欠点があったろうが、それを直そうとすることで
さらに悪くなった。
しかし、結果が今までよりはいいので、そのおかげと思ってしまいがちだが、
それはフォームを変えたからでなく、プロのピッチャーや環境に慣れたから、
または練習を積んできたり、体が出来上がった結果なのだ。
悪くなった打ち方でもそういった理由で打てるようになった。
それを、打ち方を変えたからだと錯覚してしまう。
そして、さらに悪いことは、本来は結果が伴っていなかった頃の方が良い打ち方で、
自分に合っていたにもかかわらず、変えてしまったことで
元々の打ち方を忘れてしまうということが起きる。
松井は1998年頃からの打ち方は高校時代に近いように映る。
したがい、入団からそれまでの打ち方は悪かったのだ。
悪い打ち方もプロの水に慣れたことで打てていたわけで
高校時代からの打ち方を続けていた方が、良かったという結論になる。
そして海外に渡ると、せっかく日本で極めた打ち方を捨ててしまった。
海外の動く球に対応しようと、ゴジラ打法を捨て、ヘンテコな打ち方を選択した。
能力の高さとそれまでの経験でヤンキース4番、ワールドシリーズMVPにまでなったが、
松井の実力はあの程度ではなかった。とても悔やまれる。
中田は今もダメだ。
手を加え続けて落ち着いた打撃フォームも結局は、伸びしろのないものに落ち着いた。
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