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鳴り物入りで入団した選手がフォームに手を加える 打ち方の手入れより時間が必要Ⅳ

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鳴り物入りで入団した選手が結果が伴わないのはよくあること。

今は、清宮や安田がプロのピッチャーに翻弄されている。

だが、これは誰もが通る道。

その詳細についてはコチラに記した⇒2018-3-20 高校時代のヘボピッチャーを打ちまくってきただけ 清宮には慣れが必要 王もイチローも松井も苦しんだ。清原も。

ここでフォームのせいにするのは早計だ。

 

1年目のオープン戦で苦しんだ清原も慣れれば打てると言っていたように

今、苦しんでいる清宮も、プロのピッチャーは凄いけど、打てないとは思わないと発言しており、

慣れて情報を獲得できれば、いける感覚をつかんでいる。

 

そして、プロで生きていくのはその世界に慣れることが大前提としてあり、さらに

プロの世界に入るためのには体が必要だ。

体があるからアマチュア時代に実績が残せ、プロへ招待されることになる。

 

体が大きくないのに日本一の打者になった落合だってそう。

落合は特異なテクニックがクローズアップされるが、基本は体。

秋田の田舎育ちで山奥を走って足腰が鍛えられ、強靭な下半身を身にまとった。

ふくらはぎの発達、ケツから下半身の充実、

そして外野スタンドに落とすために食べて太ったことでプロを生き抜く体にした。

技術は体があってこそ。

むしろ体があるからプロという選手もいる。

 

体が小さいがためにアマチュアにとどまっている選手が多くいる中

半面、技術が下回りながらも、体の大きさでプロという選手が多くいる。

ケツのでかさ、下半身の強靭さゆえ、技術はアマチュア以下の未熟でも

プロ野球選手として一軍のベンチに入れる。

ただ、体があることも、その選手の才能だけどね。

 

プロの体をもってすれば、

両翼100メートル程度の設計である今のグラウンドや許されているバットの素材なら、

ホームランを量産できる。技術が優れているからではない。

大谷も、テレビなどで解説者が

肘のたたみ方がうまいとか肩が開かないから左中間にホームランが打てるとか

技術の高さを強調することがあるが、一番の理由はあの大きな体にある。

 

ところが、その大きな体を持っていながらフォームをいじくった結果、

もう、先が見えないのが中田だ。

せっかく飛ばす能力を持っていながら、プロになじめない間、フォームをいじくりまくり

落ち着いた結果が未熟という悲惨。

そもそもその程度しか技術力を磨くための能力がなかったのかもしれない。

 

中田は前に行きながら下から出ていく体とスイングでは、確率高く打っていくことはできない。

どんどん悪くなっている。打てるようになったのは慣れのせいだけであり

技術が向上したわけではない。

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