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ボールは振るな

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ボールになることが多い変化球は振らなきゃいいという昨日の話のつづき。

2019-3-11 フォークなどほぼボールだからそもそも打ち返す必要がない球

振らなきゃいいのに何で振るのか。

振ってしまう理由は、どんな球種が来るか、わからないからだ。

そしてわからない打者には速い真っすぐが常に頭にある。

凄い変化球と言っても、打者が恐れるのは速いストレートがあったればこそで

速い、あるいは速く感じるストレートがなければ、

ものすごい変化をする球も怖くない。たとえ打ち取られても打者はたまたまくらいに

受け取り、次は打てるよと、負けた感はない。

わかっていて空振りするのはストレートだ。

ストレートがあるから変化球を振る。

江川は典型的な球威のあるピッチャーで、いわゆるパワーピッチャーだった。

球種はストレートとカーブだけ。

それでも浮き上がるといわれた真っ直ぐをストライクコースへどんどん投げ込む。

バッターは、それを空振りしてしまう。ボール球が必要ないのだ。

落合は、「真っ直ぐとわかっていて空振りするのは江川だけ。と発言していた。

江川のような特別な球があれば、ストライクコースで勝負できる時代があった。

技術が発達し、情報研究が盛んな今の野球で、

ストライクコースだけで勝負するのは不可能ではあるが、速い球があるからこそ

変化球も邪魔になる。

そのストレートを意識していると、変化球も打ちに行こうとするときまで

真っ直ぐに見えてしまう。

いわゆるキレがいいと評される球だ。

全ての変化球は軌道を描いている。

軌道から外れる変化球はない。

手元で変化するとか、ギリギリまでわからないというのも

そう見えているだけ。

最初から変化球はその変化の軌道を描いており、真っすぐ来てから変化する球は

厳密に言えば、ない。

目の錯覚なのだ。

そして、いくらすごい変化球と言っても

一度センタ-へ行って、バックネット行って、ミートポイントで落ちるような変化は

ない。ピッチャーの手を離れた瞬間から、投じようと思った球の軌道と動きを

している。

カーブはカーブの、スライダーはスライダーの、フォークはフォークの動きと

軌道を最初からしているのだ。

それでもキレのいいと評される変化球は真っすぐに見えてしまう。

投げた瞬間、それとわかる変化球ならば、何も怖くない。

キレがあり、ストレートに見えるには、

腕の振りに代表されるフォームが変わらないということで可能となる。

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