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ランナーを刺そうと思えば、送球は早く、強く、正確にⅢ

2日続けた送球の標語、早く、強く、正確に。

2021-1-27 ランナーを刺そうと思えば、送球は早く、強く、正確に

2021-1-28 ランナーを刺そうと思えば、送球は早く、強く、正確にⅡ

 

昨日までは早くと強く、について詳述した。

そして、送球で最も大事なのは正確に、だ。

楽に間にあう場面では、遅く、弱くてもいい場合があり、むしろ早く、強くして

ミスをするより、遅く、弱く、した方がいい場面があるが、正確に、ということだけは

どんな場面でも野手には求められる。

 

送球は受け手の手が届かないところに行くことだけはダメということになる。

どんなに早く、強い球を投げようが、送球を受けられなければアウトにはできないからだ。

この時、送球は高いと手が届かなくなる。

難しいバウンドになろうと低い分には捕る可能性が残り、高くジャンプしてもダメという球はその時点でチャンスは全くなくなる。

低くてもベースから離れるような球でもダメ。

 

正確に、は捕れる範囲に投げるということだ。

何も胸に投げる事すら最も良い送球ではない。

フォースプレーなら力のある球を胸の高さに投げられれば、良い送球になるが、

タッチプレーは、胸すらよくない場合がある。

 

タッチプレーの場合は、胸辺りの送球ではタッチまでに時間がかかる。

胸への送球よりショートバウンドの方が良い送球となる。

 

正確に投げるということは、手の届かないところだとアウトの可能性がなくなるので、

受け手の手が届くところに投げるということ。

早く、強く、は正確な送球があってこそ生きる。

そして早く、強く、正確な送球でギリギリのタイミングをアウトにした場合は、ファインプレーとなる。

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