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バッティングはうまさ追求より身体をつくること

技術は結局、身体の強さによるということを記した。

2023-6-22 技術とはうまさのことではなく使いこなす身体の事

 

身体があってこそ技術が結実し、その打ち方を追求できる。

身体があってこそはじめて技術を伸ばす鍛錬ができる。

 

その技術で打ち返せるスイングスピードを獲得するために身体がいる。

身体がなければどんな打ち方をしても球は弾き返せない。

ベストスイングなのにヒットにならない。

逆に技術があれば不本意な当たりでもヒットになる可能性がある。

そのためにはまず、身体が必要。

 

身体のサイズが小さい選手は特長を生かした技術を伸ばすことを選択する。

イチローは脚が速く、各コースの球を各方面へ打ち分ける能力があるので、その技術を活かすことを選択した。

あの身体ではその技術を身につけることが最善であり、NO.1になる方法がそれだった。

 

身体がでかい奴はイチローのような技術を伸ばすより、より遠くに飛ぶ技術を伸ばそうとする。

身体があるから速いスイングスピードを身につけやすい。

身体があるから弾き返せるパワーがあり、差し込まれても間を抜ける。

だからそういうフォームを駆使し、バットや身体の使い方をする。

身体が小さい打者が同じことやっても内野ゴロで終わる。

 

ホームランを打ちたいと思ったら、練習量よりそのための身体をつくることだし、

ヒットを量産したいと思ったら、練習量より、それに一番都合いい身体をつくることだ。

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