キャッチャーのキャッチングについて記した2016年9月13日の傑作。
キャッチャーをはじめるにあたって唯一にして必須の条件が肩であり、まず、これがないと
はじめられない。
これについては過去に記した。
他の条件はやりながら試合をしながら経験を積んで身につければよい。
そして、キャッチャーをやり続けるならば必要となるものだ。
長年やるには身に着けなければ、失格ということになる。
そのひとつがキャッチング。
キャッチングについては、よくボール球をストライクに見せる技術というのを言われることがある。
しかし、これはキャッチングがうまいがためにストライクに見えてしまい、
アンパイアが手を上げてしまうというに過ぎない。
一流のキャッチャーはボール球をストライクに見せようとはしない。
ボールはボールでいいのだ。
キャッチング技術を追求した結果、たまたまの産物であり、
うまい取り方をしたがためにボールがストライクに見えてしまっただけで
ボールをストライクに見せるために技術を磨いたのではない。
もし、ボール球をストライクに見せる技術を磨かなければと思っているならそれは、間違いだ。