人生を賭けるかのごとく、アマチュア選手という話をした。
コチラで→2015-9-16
バレーボールは、今やプロになったが、
境遇はたいしたことはない。
古賀は、高校生でA代表に選出された。
それでも、
「目標は春高バレーでの優勝、日本一」
と言い切っていた。
私は、よくぞ言った。
その通りだ。
と思ったものだ。
自らが、最高峰の日本代表に選出されようと
そんなことより、自チームの勝利を目指したのだ。
当然のことだ。
自分のチームに見切りをつけるなどというナンセンスな考えは一切持っていなかった。
古賀は、自らが最上級生になったとき、それまで日本一になれずにいたチームで
キャプテンに就任した。
大黒柱をキャプテンに据え、悲願へ突き進むはずだったが、
他の選手との衝突や、チームをうまく引っ張れないことで
練習中に言い合いになったり、涙したりしていた。
日本代表になるほどの選手だ。
高校生の同級生など上から説き伏せればいいところだが、
チームで話し合い、精進していった。
目標へ向かう姿勢にとても好感がもてた。
先日行われた野球のU-18大会では、清宮が一年生で
選出されていた。
しかし、自分のチームは秋へ向け新チームが始動するタイミングだ。
清宮は、チームの中心とはいえ、ファーストを守り、
打つだけの選手だ。
だから、新チーム結成時に必ずチームにいなくちゃいけないという
わけではないだろう。
世界大会で高度なピッチャーと対戦することが、良い経験になり
自チームにプラスになるかもしれない。
しかも、確実にプロへ行く清宮にとって、個人、日本に
プラスに働くだろう。
これが、エースだったり、キャッチャーだったり、キャプテンだったり、
内野の中心選手だったり、
つまりは、ファーストで打つだけの選手以外だったら
チームは、不在が不安だったにちがいない。
1,2年生の世界大会出場の経験は
全国制覇に必ずしも良い経験にはならない。