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セットアッパーとクローザーの人材を重視する理由

今週はオープナーという戦略とローテーションについて記した。

2019-1-7 オープナーという戦法

2019-1-8 オープナーという戦法Ⅱ

2019-1-9 先発ローテーションに力があるピッチャーを置く理由

 

昨日、ローテーションには実力があるピッチャーを充てる理由を記し、

同様の理由でセットアッパーやクローザーも実力があるとした。

これらのポジションは、1イニングくらいならリードした試合にほとんど登板できることになる。

 

よく先発ピッチャーが

「このところブルペンが忙しかったので、うしろのピッチャーを休ませることができてよかったです。」

といった主旨の発言を聞くことがある。

 

ブルペンとは、試合中、戦況によって肩をつくる中継ぎ以降に投手陣のことを指す。

接戦で勝てる試合が毎試合にように続くとブルペンが忙しくなる。

 

せっかくリードした試合をモノにしなければもったいないので、ブルペンにいる

力のあるピッチャーを投入して勝ちたいという神経が働く。

 

しかし、たとえ1イニングの登板とは言え、毎日つづけば肩や肘を消耗してしまうし、

疲れが残れば、ベストのピッチングができなくなってくる。

 

そのために、先発ピッチャーが長いイニングを投げ、ブルペンを休ませることができれば

その後のシーズンの戦い方に余裕をもたらすのでそういった発言をする。

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