昨日は藤川引退について記した。
40歳で一線を退く発表をした人がいる一方、春先は球界復帰を訴えている新庄がいた。
自由契約になり、誘いを待ったもののどこからも声がかからず、惨めな引退を迎えるかつての一流選手がいる。
工藤、中村紀、駒田らは、大きな実績があるのに引退試合を用意されなかった。
これは晩節を汚したと言え、自分の置かれている立場を理解できていないということだ。
新庄の場合は、あの守備力がどうなっているのか、という興味がファンにはある。
また、たとえ獲得してたいして試合で使えないとしても新庄だからという印象をファンに与える。
新庄なら話題だけでもいいという判断はできる。
川上も現役復帰を言明している。
新庄が言うのならおもしろいのだが、川上が言ってもシラケるだけだ。
川上の場合、獲るからには200登板ローテーションもしくはセットアップかクローザーくらいやってくれないと
獲得する意味がない。つまり、チームの柱になってくれる実力がないと、1軍クラスの
球が投げられる程度では獲得する意味がないのだ。
それなら1,2年でいなくなるかもしれない外国人で賄える。
将来もない年寄に金と時間と場所を割くくらいなら、将来を見越して若い奴に空けておきたい。
だから、川上復帰はプロレベルの球を投げられるから行けるかもと安易に考えていたくらいじゃ思慮に甘く、
球界全体を見渡し、自分の立ち位置はどこになるか、そして、獲得してもらえる場合は
一流の働き場所しかないということになる。
お呼びがかからないのはそういうことだ。
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