野球は打たなきゃいけないわけではない。
塁を奪い合う競技だ。
もっと言ったらホームベースを相手より一回多く踏む競技だ。
ホームラン以外、打っても走らなければ得点にならないが、打たなくても足だけで勝つことも可能だ。
ルール上、投げて打つ競技ではなくホームベースを踏む競技であり、打つという行為は得点するための
1つの方法、ツールだ。
打たなくてもホームベースを踏む方法はいっぱいある。
バットに当てなくても先の塁に進んでいい、とルールで決められているからだ。
代表は盗塁ということだ。
盗塁は何もピッチャーが投げる間に走ってキャッチャーの送球より速くというだけでない。
インプレー中はいつ走ってもいい。
2021-7-27 成功確率が実は高いトリックプレー 走塁で点をとることは常道
もともと野球ができたときは投げて打って、ということで始まったはずではあるが、
ルールを整備していくと得点をホームベースを踏む、としたことで脚という要素が入り
実は得点をするには脚がなければいけない、ということに帰結した。
ベースというものを考えて4つ駆け抜けて1点としたことで、こうすると得点するには、勝つには、
ベースを奪う方法として脚の速さ、ランニング技術、リード、スライディング、判断力、などが必要となるに至った。
したがい、野球にとって脚は最重要の要素と定義されることになった。
野球の象徴としてボールがあり、それを捕るためのグローブがありそれを打つためのバットが
あるのだが、実は最重要は多くのスポーツと同様、脚だった。
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