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駅伝で1人がチームに与える影響 野球のプレッシャー

駅伝は10人の合計タイムが最も短い方法を考える。

各個人の得意を活かすためにどこに配置するか。

お前はこの区間でこのタイムで走って、お前はあそこで、お前は・・・。

こうして10人のタイムを合計すると、うちは何位を目指すということに落ち着く。

 

だから区間賞だからといってナイスランとは限らない。

マラソンならそれでいい。

自分のタイムが悪くても勝てばいいから凡走でも優勝ならいい。

しかし、駅伝は自分のベストを出さないとチームのベストを尽くさなくとも可能性がある。

これがタイムや採点のスポーツと対戦型のスポーツの違いだ。

 

対戦型スポーツの野球はその現象が典型として現れ、調子が悪くても勝ってしまうことがある。

特に道具の介在が多い野球は不本意なプレーでも道具が補うことがある。

また、不本意な投球でも相手が空振りする時があるし、不本意な打球でも外野の前に落ちることがある。

 

駅伝という単純で繊細な競技は一人の不本意がチームのベストから遠く離す結果となり得るだけに

プレッシャーが大きい。

一度走り出したら、途中で代わることができない。

 

野球は失敗ばかりを繰り返して、少ない上手く行った時を合わせて合計得点とするし、

酔っぱらったままでもホームランが出るから準備過程は楽だし、チームへの負担も軽く、プレッシャーも少ない。

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