昨日、野球でコールドゲームとなったら、即、実力差があったとみなすこともできないと記した。
2020-1-21 コールドゲーム=実力差ありとは必ずしもならない
それは、野球がピッチャー次第の競技だからだ。
野手8人をイチローでそろえても、ピッチャーが大量失点したらコールドゲームがあり得る。
すると、8人イチローがいるチームに、どんなチームを相手に持ってこようとも
実力差があるという判断になるわけがないので、コールドゲームが則、実力差の開き
ということが当てはまらないということになる。
プロで20点近く点を獲った次の日の試合は全然点が獲れず、敗けてしまうなどと
いうことがあるのはこれのせいで、野球はピッチャーでリセットされるからだ。
ピッチャーが1流のプロ野球選手で並べ、野手を大学生で並べ、
相手チームはピッチャーが高校生、野手をプロの1流選手で並べた場合、
前者のチームに分があることになる。
つまりプロが1人、アマチュア8人のチームと、プロ8人、アマチュア1人のチームなのに
プロ1人のチームの方に分があるということだ。
野球は一発で点が入る。つまりホームランで点が入る。
サッカーはロングシュートが決まる可能性は、野球のホームランが出る可能性
よりかなり落ちる。
しかも、ロングシュートは1点にしかならず、ホームランは4点まで可能性がある。
さらに、ホームランは1試合で何本も出る可能性がある。
これらの理由で、野球は点差が開く試合が多くあり、時間が決められていないので
コールドという制度を設けて強制的に終わらせる仕組みを用いている。
サッカーは1点を獲ることが難しい競技で、時間制を用いているのでコールドがない。
だから、いちいち1点獲っただけで抱き合って喜び合う。
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