毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

審判に握られた勝負の行方

運も勝負のうちだからタラレバは許されないのだが、うまく行った側が本意でないのに利益を得たならば、

ラッキーと、逆の立場からは不運と表現してよさそうだ。

2020-12-2 運も勝負のうち 意図していないのにうまく行けばラッキー

 

他に不運と表現してよいのが勝負以外のところで不利益を受けてしまうことだ。

つまり、審判に勝負の行方を左右されてしまうということがある。

プロではリプレー検証が導入されたので、判定が覆ることも日常茶飯事となったが、

アマチュアでは抗議は基本的に許されない。

 

先日の都市対抗では接戦の終盤に得点に絡むところで疑問が残る判定があった。

高校野球ではストライクゾーンは審判によって大きく違い、その試合の中でもまちまちだ。

アウト、セーフもそれは違うだろ、というものが毎試合のごとくある。

だから、僅差の勝負は、その行方をはっきり言って審判が握っている。

審判が違えば、ひとつの判定が違えば、と言うより正しければ、勝ちチームが変わっている可能性が

大きい試合がいくつもある。

 

敵ではない人間、公平な立場にあるはずの人間に勝負の行方を握られてしまう。

どんなにトレーニングを重ねようとも如何ともしがたい相手にこれまでの費やした時間を無にされてしまうような

ことは不運としていいだろう。

 

他には観客に捕球できそうなフライを妨害されてしまうということも不運としていいだろう。

良い当たりが野手の正面をついたり、デッドボールになりそうな投球を避けたのにバットに当たってしまったり

というようなプレーの中で起きる意図していないことは不運ではない。

それも勝負のうちだ。

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP