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審判は1度で非難の的 リクエストは発動しても成功率3割 ベンチの目は節穴か

昨日は、リクエストの成功率が3割程度ということを記した。

2020-6-25 リクエストで覆る判定は実は少なかった

 

審判が判定を間違えると、恥ずかしかったり、ファンから非難の的になったりするのに比べ、

要求する側は失敗したところで、恥ずかしい思いはしないので、気楽だから、というところが、

反映されているのだろうか。

 

この成功率で見たら、プロの大勢の目で3割程度のところの微妙で難しいところを

審判は7割の力を持っているとも言える。

プロの仕事を果たしていると言えそうなところだが、判定ミスがひとつあると

目立ち、矢面に立たされる審判は、10割成功して当たり前の胃が痛くなる仕事だ。

 

ところで、このリクエスト制度。

制度自体は、判定に異議を唱えて、もう一度検証してくれという仕組みだ。

監督が審判にリプレー検証を要求するわけだが、

テレビの実況は「“リクエスト”が要求されました」と言うケースがよくある。

むしろ、こういうアナウンサーの方が多い印象だ。

しかし、この言い方はおかしい。

そもそもリクエストは要求という意味だ。

「リプレー検証が要求されました」とか、「リクエストです」とか、

「リクエストがなされました」とか、「リクエスト(制度)を活用です」でいいわけだ。

次回へ。

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