日本人初の4分台に1億の報奨金は出なかった。
本当は出したいんだよ。でも、無い袖は振れない。
2021-3-4 マラソンランナー億り人 野球選手は控えで億り人
マラソンは一人で1年間に出場するレースは数えるほどだ。
野球は毎日、試合ができる。
マラソンに比べ野球は楽なスポーツなのに、人が注目してくれるので、お金が集ってくる競技なのだ。
同じアスリートと一括りにしても、鍛錬の過酷さはマラソンの方にあり、野球選手で
マラソン選手の練習をこなせる人はいない。タイムを気にせず、メニューを消化するくらいが精一杯だ。
逆にマラソン選手は野球選手の練習くらい屁のカッパだろう。内容は貧弱ではあるが、
ヘバるということはあるまい。
金銭の報酬は苦しいこととは比例しない。
お金と苦労は一致しない。
苦労が大きいからその分、報酬が待っているかと言うとそうでなく、二日酔いや寝不足でも
結果が出てしまう可能性がある対戦型チームスポーツの野球の方が、果実は甘い。
自由競争の世の中は、苦労が実利ではないということだ。
資本主義経済も体を酷使して時間を使うより、金を使ってレバレッジを効かせた方が、稼ぐことができる。
人格、人柄が優れている人は人並み以上には稼ぐことができるが、稼いでいる人が
必ずしも人格、人柄が優れているとは限らない。
苦労しなくて、富を得ることは別にいいが、多くの苦労や努力をして何も得られないのでは、どうしても憤りが生まれてしまう。
今回の4分台は高速シューズのおかげという面があるが、現在の制約の中では皆、平等ではある。
したがい、最も早くそこに至るまでには相当の苦労があった。
世界一の富豪が全財産をはたいても買うことができない日本記録更新、記録保持者という栄誉が報酬となった。
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